代表的な症状

むち打ち(頚椎捻挫)
交通事故やスポーツなどで、首が強制的に後方に反らされたり、ねじれ衝撃を受けたりして、引き起こされる損傷です。頸髄損傷や頚椎ヘルニアになることもあります。 「昔傷めて治ったはずのものが、加齢とともにまた再発した」という話はよく聞きます。頚椎の不良は、肩こり、目まい、頭痛、吐き気、痺れ、運動障害など、多彩な症状が現われ、バランスを崩せば二次的に身体のあちこちに不具合を誘発させます。何十年にもわたり、癖を引きずる事がありますので、おろそかにはできません。

寝違え
朝起きたら首が痛くて回らない。または変な姿勢でテレビを見ていたら首が痛くなった。 これは長時間伸ばされ続けた首や肩の肩甲挙筋や僧帽筋という筋肉が、戻ろうとして異常収縮を起こし炎症を起こしたものです。筋肉は硬くなり血液循環はとても悪くなります。 酷い痛みの場合はアイシングして安静保持です。この時にガシガシ揉んではいけません。そして痛みの消失の具合を見ながら、首のストレッチをするようにしてください。

四十肩、五十肩
この呼名がついたその起源は平均寿命が40~50歳位であった戦国時代にあるという説 があります。正式には肩関節周囲炎や頸肩腕症候群などと言います。明らかな原因は不明ですが40~60歳台に多く発症しやすく、古傷や老化現象、筋肉衰退、血行不良などが複合的に絡み、筋肉、腱、関節包などに炎症を引き起こし、痛みや拘縮をもたらします。血行の悪い夜間帯~朝方に痛みが強くなることが多く、結髪・結帯動作に制限が出やすくなります。放っておけば治ることもありますが、腱板損傷やインピンジメント症候群、石灰化などもあり、痛みや可動制限が長期に及んだり、後遺症が残ったりすることもあります。温めるべきか、冷やすべきか、運動するのか、安静保持か┅、治療段階として、一般にはその判断が難しいことがあります。

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胸郭出口症候群
首筋から肩の前方にかけての「胸郭出口」と呼ばれる部分に大きな神経の束と大きな血管が通っています。斜角筋(首の筋肉)や小胸筋(胸の筋肉)の筋肉の緊張や、鎖骨、第一肋骨に圧迫され、肩から腕にかけての痛み、痺れ、冷汗などの症状が現われます。なで肩の女性や、前かがみ姿勢のデスクワークの方に多く、姿勢不良や筋肉バランスの改善の必要があります。手首の橈骨動脈の拍動が減弱したりします。

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肩こり・背中の痛み
慢性的なこの痛み、辛さは、他人には中々理解してもらず、耐え難いものがあります。 肩、背中の筋肉が緊張収縮し、血液循環が悪くなり、筋肉中に乳酸などの疲労物質が溜まり、痛みや重苦しさや関節の可動制限が生じます。整形外科など、骨折や腫瘍、神経障害など、明確な傷病名が付けられないとなると、背中には「脊椎過敏症」、腰には「筋・筋膜性腰痛」などと付けられたりします。同じような労働条件、生活環境にあるのに、私だけ症状が重い、深刻だと感じられる方もいるでしょう。骨格形状、筋肉の質、基礎代謝などの要因が複合的に絡みます。ですが運動量、筋肉の活動量の少ない方に「こり」は発生します。同じ姿勢のまま、筋肉の力は抜けず、伸び縮みは無い。また骨格の歪み、筋肉の偏りにより、局所的に負担のかかりやすい方など┅。パソコンのモニター、テレビ、ベッドの位置関係は非常に大きな影響を及ぼします。筋肉を温め、ストレッチ、筋力トレーニングし、発汗、代謝させ、「こり」にくい身体作り、生活習慣を作りたいものです。

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ぎっくり腰(急性腰痛)
無理に重たい物を持ち上げたり、朝の洗顔時だったり、スポーツ時だったり、腰に激痛と運動障害を訴えます。筋肉、靭帯、椎間板、椎間関節などの損傷が考えられますが、腰椎ヘルニア、すべり症、分離症、脊椎圧迫骨折などもあり得ます。癖になりやすく、日常生活にも支障をきたす疾患なので、日頃からストレッチや筋力強化は大変重要になります。まずは患部を冷やして、サラシやコルセットなどで圧迫固定します。靭帯性のものは筋肉性のものに比べ、長期に及ぶことがあります。急性炎症が落ち着いたら、骨盤矯正をして、全体での、「力の分散」、「逃がし」、「いなし」のできる身体バランスを整えましょう。

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腰椎椎間板ヘルニア
重いものを持ち上げたり、引っ張ったり、腰を捻じったりする事により、骨と骨の間にある椎間板の中の髄核が飛び出し、神経に接触する事により、腰から足にかけて痛みや痺れを引き起こすものです。画像診断において、神経接触が認められるのにも関わらず、症状の出ないものもあります。 加齢に伴い、次第に椎間板の水分量が減少して潰れ、柔軟性を失っていきます。20~50歳代の、腰椎4/5番に多く発症しますが、基本的に保存療法での治療となります。一時的には激痛や強い痺れに襲われることがありますが、適切な治療をすればその状態は長くは続きません。治療とともに治まっていくか、突出した髄核が分離し、マクロファージ(貪食細胞)に食べられていきます。ですが、膀胱直腸障害、排泄コントロールが出来ないような状態は手術の対象となります。専門医に相談した方が良いでしょう。

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テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
テニス、卓球、ゴルフなどのスポーツに限らず、手をよく使う仕事をしている人にも多く発生します。蛇口をひねったり、雑巾絞ったりと┅、手首を外側に回したり、後ろにかえしたりすると痛みが走ります。腕の筋肉の緊張を落とすために安静、そして適度な運動は必要だが、痛みを感じる動作は避ける。痛み(炎症)を伴う動作を続けていると治癒に至るまで大変長い期間を要し、回復の難しい状態になります。

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野球肘(上腕骨内側上顆炎)
野球肘とかテニス肘と言うのは俗称であり、どちら側という事もなく、内側上顆(肘の内側)、にも外側上顆(肘の外側)にも出ることがあります。ラケットを打つ際に、フォアハンドが多ければ内側上顆炎に、反対にバックハンドが多ければ外側上顆炎になりやすいという事です。中には内側靭帯の損傷や、軟骨が剥離されることもあります。やはり炎症が酷くなれば患部をアイシングします。マッサージやストレッチ、物理療法を用い、前腕の緊張を落とすよう努め、少しずつ筋力トレーニングができると良いでしょう。

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手根間症候群
同じ作業の繰り返しによる手の使い過ぎや手首外傷、ガングリオンなどが原因で、手の平、親指、人差し指、中指、薬指周辺に痛みや痺れといった症状が出ます。手首を曲げて、両手の甲を合わせると、正中神経が圧迫されて症状が強くなります。また長年の人工透析を受けている方は、アミロイド変性による症状も出やすくなっていきます。

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ド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
母指の連続使用による腱と骨(橈骨茎状突起)による摩擦による炎症です。中年過ぎの女性や乳児を抱える産後女性に好発し、手首内側から親指付け根に痛みが出ます。 腫脹、熱感等、炎症を沈めるために、アイシング、軟膏塗布、手首の固定をします。

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突き指
突き指は、ボールを取り損ねた時など、捻挫以外に剥離骨折も含まれます。部活や体育の授業などで、突き指した際に、指を引っ張るシーンを見かけることがありますが、これは傷めた指の細い伸筋腱を断裂させてしまうことがあり大変危険です。受傷後腫れが出るので、応急処置としてアイシングし、まずは軽く固定して安静保持です。なんでもそうですが、受傷直後は、これから腫れが大きくなっていきますので、ガチガチに固定してはいけません。指は変形治癒して後遺症を残すことがとても多いので、専門機関を受診するようにしてください。

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ばね指(弾発指)
手指の使い過ぎによる手の腱鞘、屈筋腱の肥厚。中年過ぎの女性に多く、親指に次いで中指、薬指に多く発症します。指を伸ばそうとすると、引っ掛かり、ばね現象が起きます。基本的には保存療法にて治療しますが、症状、生活環境に合わせて治療します。 日常生活において、使わないというわけにはいかないでしょうけれど、使用制限出来なければ、長期化は免れません。夜間就寝時にだけ、手指を固定し、普段は症状の出てない方の手で、ばね現象のある指の曲げ伸ばし運動や、ストレッチを行うと良いでしょう。

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ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)
ダッシュ、ジャンプ、着地など、大腿四頭筋(太ももの筋肉)の繰り返しの収縮により、膝蓋靭帯部(膝のお皿)下端部に炎症を起こし、圧痛、腫脹、熱感、運動痛(屈伸等)を認めるものです。炎症部にはアイシング、軟膏塗布、バンドなどで圧迫します。そして、マッサージやストレッチにて大腿四頭筋の緊張を緩めていきます。固い「しこり」が出来てくると、とれにくくなりますのでこまめなケアが必要になります。

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オスグットシュラッテル病
10代前半の骨化が完了する以前の成長期に、ジャンパー膝よりやや下の頚骨粗面部(むこうずねの上部)の痛みと腫脹(膨隆)を生じる骨端症です。生活動作やスポーツなど、大腿四頭筋腱の繰り返しの収縮により圧痛、腫脹、熱感を生じ、軟骨が剥離してしまうこともあります。また成長期には、骨よりも筋肉の成長が早く、常に牽引作用が働きます。これもやはり炎症を抑えるための治療と関連筋の緊張を落とすことが大切です。

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ランナーズニー(腸脛靭帯炎)
膝の屈伸動作の繰り返しにより、腸脛靭帯(腸骨~頚骨に付着)と大腿骨外側上顆(膝外側の骨)が摩擦を起こして痛み、炎症を生じる疾患です。その傾向はО脚や回外足の方に多く、中でも陸上選手の周回トラックにより、外側で踏ん張る右足に発症することが見られます。反対に内側に症状が出るものを「鵞足炎」と言います。こちらはX脚や回内足の方に多く見られます。どちらも運動前のウォーミングアップやストレッチが大切です。

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シンスプリント(頚骨過労性骨膜炎)
ランニング、ダッシュ、ジャンプなどのスポーツ動作の繰り返しにより、筋膜や骨間膜を刺激し炎症を生じるものです。頚骨(むこうずね)の真ん中から下側に沿って、痛みがあります。はじめのうちは運動開始時や運動後に痛みが出ますが、症状が進むにつれ、日常生活の安静時にも痛みが出るようになります。疲労骨折も伴う場合もあります。炎症部位にはアイシング、下腿後面筋はストレッチし、下腿前面筋は筋力トレーニングしていきます。
アキレス腱炎・周囲炎
偏平足、ハイヒール、ふくらはぎのオーバーユースに多く発症する。歩き始めや、歩き過ぎたりすると痛い。アキレス腱ストレッチをし、ふくらはぎをマッサージして筋肉の緊張を緩め、インソールなど使用し、偏平足矯正(足裏のアーチを作る)が有効です。骨盤をはじめ、身体全体の筋力バランスを整える必要性があります。

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外反母趾
足の親指が小指側へ外販した状態を言います。先天的なもの、リウマチなど他の疾患によるもの、靴、履物などの後天的なものが原因となり発生します。手術には頼らず、基本的には装具、ストレッチ、筋力強化の保存療法となります。外反母趾が進行すると、立位や歩行バランスが崩れ、膝や腰を痛める原因にもなります。また矯正具やテーピングをしたまま歩くと、退化した筋肉を使うため、痛みが出たりすることがあります。

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膝の痛み
膝の痛みにはよくあるものから、稀なものまで実に数多くの疾患があります。 成長期に多いスポーツ障害に代表されるオスグットシュラッテル病や、加齢とともに現れる変形性膝関節症をはじめ、神経性関節炎、化膿性関節炎、リュウマチなど膠原病による痛みなどあります。また膝に水(関節液)が溜まるのは滑膜に炎症が起きているためです。水を抜いても炎症の原因を解消しない限りはまた水は溜まってしまいます。O脚の人は内側の軟骨がすり減ります。膝にケガをした既往のある人は半月板が傷ついている可能性があります。大切なのはその膝の状態把握と原因を探ることです。いずれにせよ、体重に見合った筋力強化と減量は必要条件となるでしょう。

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変形性関節症
高齢者の腰や膝の痛みの大部分は変形性関節症に起因しています。変形性関節症とは関節軟骨の摩耗や老化によって起こる軟骨と骨の進行性変性疾患で、とくに体重負荷のかかる膝関節・股関節などの発症を多く認めます。関節軟骨は滑膜から分泌される関節液によって栄養を受けています。適度な運動により関節内は関節液(栄養液)で潤わされます。慢性痛が長引けば筋肉の萎縮が生じます。様々な理由から変形性関節症に発展していきますが、関節の変形が始まる前は、初期動作にだけ痛みを感じ、動かしているうちに、痛みが軽減していきます。進行すればずっと痛みの続く状態に陥っていきます。手技療法、温罨法、リハビリ、非ステロイド性抗炎症剤(湿布、軟膏、内服薬)をメインに、関節内ヒアルロン酸注入などの治療アプローチがあります。
自律神経失調症
自律神経には交感神経と副交感神経があり、これらの神経は自分の意思でコントロールする事はできません。交感神経と副交感神経は状況によって交互に働き、常にどちらかが優位に働いています。このバランスが崩れた状態を自律神経失調症と言います。代表的な症状として、頭痛、肩こり、不眠、多汗、動悸、めまい、しびれ、息切れ、倦怠感など、肉体的症状をはじめ、イライラ、不安症、抑うつ、面倒くさい、情緒不安定など、精神的症状も見られます。悪循環に陥りやすいものでもあります。精神的にも肉体的にも、適度な緊張と弛緩があり、人間は自然活性化するのです。

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■温める? 冷やす?
いわゆる、ぎっくり腰のように、今やってしまった! 捻挫した! などの急性炎症の際は、後から痛みとともに腫脹、熱感が出てきます。そんな時は冷やして内出血を抑え、動かさず、安静保持し、炎症を沈めることに専念します。逆に、慢性的なこり(拘縮)など血行不良によるものには温めたり、動かしたりして血流を促します。 急性期から慢性期への移行期など、判断に迷う時は、心地良いと感じる方を選びましょう。判断基準のひとつとして、お風呂で温まってみると解りやすいでしょう。気持ち良ければOK。ズキンズキンと痛みが増せば、まだ早いということですね。動かしたり、温めたり、もみほぐしたりする慢性的な疾患と違い、スポーツ障害、転倒をはじめ、捻った、挟んだ、ぶつけた、引っ張った┅って時は、その後、患部に腫れと熱感、痛みが出てくることが予想されます。現場で行う「基本応急処置」をご紹介します。
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などのケガ、アクシデント基本応急処置。
安 静 ケガした場所は無理に動かさない、安静に努める。
冷 却 ケガした患部を冷やし、損傷部位の内出血や炎症を最小限に抑える。
圧 迫 出血、腫れを抑えるために圧迫する(但し受傷直後は圧迫のしすぎに注意)。
固 定 患部の二次損傷を防ぐためにストレスがかからないよう固定保持する。
拳 上 患部を心臓より高い位置におき血液流入を最小限に防ぐ。
※現場における基本応急処置です。処置後には専門機関で適切な指示を受けてください。

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楽体出張整体

代表的な症状

むち打ち 寝違え
胸郭出口症候群 四十肩
肩こり ぎっくり腰
椎間板ヘルニア 肘痛
手根間症候群 突き指
ド・ケルバン病 バネ指
ジャンパー膝 膝の痛み
ランナーズ二― シンスプリント
アキレス腱炎 外反母趾
変形性関節症 自律神経失調症

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